2016年6月3日金曜日

メカラフの描き方@タナキャLEX式


ツイッタの方で偉そうなことあれするとあれなので、語彙力足りない感じで。メカ絵のラフの起こし方を描いていこうと思います。完全に僕みたいに頭足りない人向けです。もっといいのあるよ!っていう※ありましたらありがたいです(早速語彙無い。





で、今回は某氏に寄稿したライガーを使いまわして解説していきます。ツイッターでもあったとおり、一番大事で一番先にやることは「モデルに対してのカメラ決め」です。
今回の原稿は
・立ち絵
・紹介画集
なのでゾイドの箱絵によくある感じの構図になっています。

ここから外れて、原稿じゃなくて落書きのお話します。
原稿じゃないから好き勝手描けばいいのは確かなのですが、描く上でここがぶれるとぐちゃぐちゃになります。落書きだからといっておざなりにすると何時までたっても上達しませんし、見ていて違和感しかありません。もっと早くにそう言ってくれる人身近に欲しかったなー・・・(上手だねーでなーなー褒められてた人生は虚しいです。)
で、半分戻ります。


落書きもちゃんとした絵もどっちかですだいたい。ほかがあれば考えさせていただきますが、立ちって絵か一枚絵。もっと言うと、絵を描くという行為は脳内にあるシーンに対してカメラで覗いて決めるものだと思います。この辺り3DCGをしているととても考えやすいのですが、3DCGやったことない人はスマフォのカメラで覗いて下さい。もっと漠然とした絵を描けるし描きたいと思っても、結局のところはカメラ・眼球で見ているこの概念からは外れないと私は思っています。

そして一枚絵の方は特にそうですが、カメラの位置によって表情が変わります。メカ好きなら特にそう感じると思います。下から舐め回すカメラワークは力強さを感じます。上から見下ろすとちょっと狡猾さや鋭さを感じます。僕の場合ですが。同じ目線だと、親しみやすさを感じます。

見下ろしはデスザウラー、ジェノザウラーの初出シーンがそんなイメージ。秘めているものを感じました。同じ目線はライガーゼロなど。

後はライティングなんですが、本当はもっと語りたいんですがラフに到達しなさそうなので構図やそのへんはこの辺りの本とかもっとあるんですが探して下さいw

カラー&ライト ~リアリズムのための色彩と光の描き方~   ジェームス・ガーニー(James Gurney) http://www.amazon.co.jp/dp/4862461530/ref=cm_sw_r_tw_dp_Nqyuxb09D5FGY

マスターショット100 低予算映画を大作に変える撮影術   クリストファー・ケンワーシー http://www.amazon.co.jp/dp/4845911655/ref=cm_sw_r_tw_dp_Bryuxb1M9Q7G5

映画(B級以上の洋画)や絵画、写真をたくさん観察して下さい。この辺りは知識で補えますが、頭足りない僕みたいな人はたくさん見るしか無いです。

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で、ちゃんと戻ります。
トリニティの資料をできるだけ探します。が、ご存知少ない。しかもメカ紹介に使えそうな絵として上から見た絵が既に公式っていうかそれしか無いじゃんwwwやだもーwwwとなったので上記の立ち絵真ん中を採用しました。右が一番好きなのですが「下からの資料が無い」「顔が見えない」という理由からです。

で、ざっくり箱を置きます。画面(カメラに対して)ざっくり描きます。


ざっくりイメージで大丈夫です。この箱の中にライガーを入れるのです。
そしてツールの機能で線をたくさんひきます。アルパカやメディバン、後多分クリスタ箱の工程楽ちんにできます。ぽとちょっぷ先輩や他は知りません。使ってないんで。


どうですか?しっかり箱見えてきました?要らない線を消して箱を強調しましょうか。

ほら箱!!だから何だライガーは??はい、かいてくから・・・

ここでゾイドよく観察して下さい。足の関節はどの関節と同じ高さに設定されてますか?頭のいちに対して胴体はどんなふうについてますか??爪の形状は四角と三角どちらに近いですか?

では書いていきます。が、この工程僕はしていません。脳内で補完していますが気持ちこんな感じですっていうのを書いていきます。


はっきり言って、ゾイドは平面。横から見たシルエットを守れば大丈夫です。横から見たときそのパーツがどうなっているか紐解いて下さい。ここは観察するしか無いです。どのパーツとどのパーツが同じ高さ、どのパーツの大きさはどのパーツの何倍。あるいは何分の一。丸みはどのパーツにかかって何処を避けているか。どのパーツはどっちに曲がるか、曲がらないか。よく見ましょう。資料を探しましょう。よくわからなかったらトレースしてみてください。何度かしていればなにか見えてくることもあります。

平面がかけたら楽勝です。先ほど書いたざっくりパースの付いた箱にそって入れてみましょう。脚が真ん中にある?コピーしてずらしましょう。でもどのくらい離れてましたっけ?足何個分?肩幅は?後はこれの繰り返しです。


焦らず細分化シて考えていきます。キャップクソおざなりですね。
頭部を例にしますが、左側は公式トレースです。そこからどのパーツがどうなってるのか解析します。それを元に欲しい構図に右のように収めます。この繰り返しです。

僕はこの工程をざっくり脳内で補完してします。

何を思ったのか多分、接地を大事にしたかったのか爪から描いて四肢の骨、胸腹尻頭尾って適当において、シールド、関節を置いていきました。ここで既に怒られそうですが上記の、「側面から見たシルエットを念頭に置く」っていうのは脳内で踏んでいます。なんか個々の工程残ってなかったんで今ざっくり描いてます。
そして今度は細かく書いていきます。

で、干渉しないパーツごとに分けて書いてます。レイヤー。前後の足、シールドと頭、胴、書いていてわからなくところは分けます。悩んでいる時間が長いほどやる気はなくなっていきます。そんな時間は捨てっちまってください。急がば回れです。デジタルなんで大いに楽しましょう。


お前死ねと思いました?ツイッター見てた人はしってますがかなり難産です。行ったり来たりおっぱいちんこ叫んだりかなり無様な感じだった気がします。今もですが。実際には全部黒でかいてますが見やすいように透明度下げます。こんな感じでパーツごとに分け。見づらい時はパーツとパーツの愛だに背景色を挟んで見やすきます。


後ろ足が遠すぎたので近づけてます。レイヤー分けていれば修正も楽です。人に見てもらったり、日をまたいでみると狂ってるところ解ります。そういうのを指摘してくれる友人などはとても大事です。今度お肉を奢りましょう。そのうち腕ぐらいごちそうしてくれるかもしれません。

さて、いきなり右足諸々生えてますね。はい、コピペして変形させて、その上で加筆してます。これはデジタルです。楽して下さい。時間との勝負です、長引けば気力が削られるだけです。

で、ここまでがラフです。線画もですが、コピペ変形加筆の名残があったので載せておきます。


線画を作って完成。じゃなかった。これもラフに近いものだったのです。
僕は頭足りない人なので、色によって大きさの印象や構造が間違っていたりといろいろたりなところがあったのでここからだいぶ修正しました。キャップも描いてませんね。

と、ラフはここまでです。

何かアレばコメントお願いします。あと、某氏の同人誌の方に収録されて、頒布されましたらよろしくお願いします。あちらは完成品なので、なにとぞぅ


あと超偉そうに書いてますが、のりのりで書かないと文字書きではないので詰まるので
ごめんなさいごめんなさいほんとにCG屋さんだけどね、5年以上働いて給料上がらない雑魚なんでほんとにもう(


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